仙台で「SDGsアウトサイドイン・ビジネスゲーム」

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オークジャパン(仙台市)は5月23日、「SDGsアウトサイド・イン ビジネスゲーム体験会」を仙台で開催した。2015年9月に採択されたSDGs(持続可能な開発目標)には、防災の枠組みとして唯一「仙台」という地名が登場する。同社は被災地の責務として、社会課題を解決するビジネスをどうしたら生み出せるかを体験的に学ぶカードゲームを開発した。仙台を皮切りに体験会を各地で実施し、今夏に本格的に始動する。(オルタナ編集部)

仙台で開かれた「SDGsアウトサイド・イン ビジネスゲーム体験会」で

SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年9月に国連で採択された国際目標。2030年までに貧困、教育、気候変動、生態系保全、働き方など17目標・169ターゲットを達成することを目指している。

経済界に対しても、事業を通じた社会課題の解決という「アウトサイド・イン」思考と行動を求めている。それらを体験できるツールとして、オークジャパンは、ビジネスゲームを手掛けるプロジェクトデザイン(富山県滑川市)、オルタナとカードゲームを共同開発した。

5月23日に初めてとなる「SDGsアウトサイド・イン ビジネスゲーム体験会」を実施。体験会の前半では、「オルタナ」の編集長森摂が「SDGs『アウトサイド・イン』とは何か」と題した講演を行った。

なぜ企業がSDGsに取り組むのか。その理由として森は「リスクの低減と事業機会につながるから」と説明する。

その一例として、海洋ごみ問題を挙げ、「この数年で急速に認知された問題だが、30年以上前から問題視されていた。早くから取り組んでいくことで、ビジネスチャンスにもなり、取り組まないことでリスクにもなりえる」と話した。

後半は、ゲームを開発したプロジェクトデザインの福井信英代表取締役のファシリテーションのもと、グループごとにビジネスゲームを行った。参加者は「志」を持ったプレイヤーとなり、社会課題を踏まえながら、自社のリソースを生かしてどのような新規事業が生み出せるのか、ゲームを通じて体験していく。新規事業によって生まれる利益を追求しながら、社会課題の解決を目指す。

福井代表は、「SDGsの17項目には、予測される未来地図とつくり出す未来地図が描かれている。ビジネスゲームを通じて、事業機会や他者との協働などについて学んでもらえれば」と話した。

2019年5月23日(木)17:37

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