元カルビー・RIZAPの松本晃氏が環境ベンチャー

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左からラディクールジャパンの何軍代表取締役社長COO、松本晃代表取締役会長CEO、楊栄貴取締役

カルビー会長やRIZAPグループCOOを務めた松本晃氏は11日、熱の吸収を抑え冷却効果のあるフィルム素材を販売するラディクールジャパンを設立したと発表した。今年2月に立ち上げ、自身が取締役会長(CEO)を務める。フィルムは建物や自動車などに貼ることで、外部のエネルギーを使わず温度を下げることができるという。フィルムのほか塗料の開発も完成間近であり、化学・繊維メーカーと連携して二次製品開発などの応用を目指す。(オルタナ編集部=堀理雄)

新素材「ラディクール(Radi-Cool)」は、透明な合成樹脂(ポリマー)に微小なガラス球体を混ぜ込み、一方を金属でコーティングしたフィルム。貼り付けることで太陽光を反射し熱の吸収を抑えるとともに、赤外線の波長を変えて熱の放出効率を高める効果があり、物体を冷却させるという。

新素材は米コロラド大の研究チームが開発し、2017年に科学誌「サイエンス」に発表した。開発に携わった同大の楊栄貴教授は、同社の取締役を務める。

ラディクールジャパンがホームページで公開している中国・寧波市での試験データによれば、日照下の仮設ハウスにこの素材を貼り付けた場合、貼り付けなかった場合と比べ室温が最大15.7度低い結果となった。

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2019年6月14日(金)21:10

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