鳥取県北栄町、太陽光の恵みで電力も緑化植物も

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■エナテクスファーム 「低炭素杯2019」オルタナ最優秀ストーリー賞(オルタナ本誌 57号から)

第9回「低炭素杯」2019の「オルタナ最優秀ストーリー賞」には、エナテクスファーム(鳥取県北栄町、磯江公博社長)が選ばれた。自然エネルギー先進県である鳥取の日本海沿岸部で、太陽光発電と農業を同時に行う「ソーラーシェアリング」を立ち上げ、発電と都市緑化の一石二鳥を狙う。 (オルタナ編集長・森 摂)

エナテクスファームの磯江公博社長(鳥取県北栄町の「北栄ソーラーファーム」で)

エナテクスファームがある北栄町は、県東端の鳥取市と西端の米子市のほぼ中間、倉吉市の北側の日本海沿いに位置する。漫画『名探偵コナン』で有名な漫画家・青山剛昌氏の出身地としても知られる。

■「砂丘で町おこし」が原点

北栄町の人口は14400人(2018年現在)。沿岸部の北条砂丘は鳥取市の鳥取砂丘よりは小さいものの、一帯は山陰地方に特有の砂地が広がる。その地に2016年3月、エナテクスファームが「太陽光発電」と「農業」を共有する施設「北栄ソーラーファーム」が完成した。

通常、太陽光発電と農業を同時に行う「ソーラーシェアリング」は野菜の栽培が多いが、この施設では「常緑キリンソウ」を栽培する。可食部分は無く、都市部でのビル屋上・壁面緑化や道路の法面(のりめん)緑化などに使われる。一部では原木しいたけの栽培も行う。

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2019年7月11日(木)16:27

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