ソニー系のゲームキャラ、気候変動対策で国連と連携

7月10日 には、アングリバードとグリーンピギーがニューヨークのメディアブースに登壇し、「車に乗る機会を減らす」や「電気を使わず、外で遊ぶ」といった、一人一人の小さな行動が、気候変動対策にあることを改めて訴え、会場に来た観客たちと記念撮影を行なった。

同映画プロデューサーのジョン・コーハン氏は「#AngryBirdsHappyPlanetを通じ、国連とともに再び重要なキャンペーンの担い手になれて光栄だ」と話した。

「鳥や豚たちが協力して大きな問題に立ち向かい、サステナブルな世界を作ろうという世界的なメッセージを訴える機会を与えられて非常に嬉しい」。キャンペーン動画には、監督やキャラクターの声優陣も顔を連ねている。

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ActNowキャンペーンの重要なツールになっているのが、国連が手がけているAIを搭載した「ActNow Bot」だ。国連の公式ウェブサイトにアクセスすると、自動的に立ち上がるチャットボットを通じて、具体的に気候変動対策で「個人が行える小さな努力」のイロハが提供される。

同時に、ActNow Botを通じて一人一人が行なった行動を記録することができるので、「カーボン・フットプリントを縮小するための日常的行動を推奨する双方向ツール」になっている。

このボットを通じて蓄積された人々の行動データは、9月に開かれる「国連事務総長気候サミット」で発表される予定だ。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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