「日本は世界最大の象牙市場」日米の団体が反対運動

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日本人が深く考えずに使っている象牙の印鑑が、アフリカゾウを絶滅の危機に追いやっているーー。国際環境NGO「WILDAID」(本部・米サンフランシスコ市)とNPO「アフリカゾウの涙」(本部・渋谷区)が「#私は象牙を選ばない」キャンペーンを始めた。いまや世界最大の象牙販売国である日本の象牙取引を根絶することが目的だ。(羽生 のり子)

左下から:岡西氏、山脇氏、上原氏。
左上から:三浦氏、坂元氏、ベイカー氏

両団体が8月上旬に開いた記者会見では、WILDAIDのチーフ・プログラム・オフィサーのジョン・ベイカー氏、同団体日本代表で「アフリカゾウの涙」代表理事の山脇愛理氏、NPO「トラ・ゾウ保護基金」事務局長の坂元雅行弁護士、記者・ルポライターの三浦英之氏が出席した。

ベイカー氏は「今でも2万5千頭のゾウが象牙のために殺されている。中国、台湾、米国を含む多くの国で象牙取引を止める国際的な動きがあるが、日本は違法な象牙取引を止めない数少ない国の一つだ」と指摘した。

さらに「オリンピック・パラリンピックでは、アフリカの代表が来日する。日本にとっては、これまでとは違うということを見せる転機になりうる」と続けた。

アフリカ育ちの山脇氏は、7年前に共同設立者とアフリカゾウの涙を立ち上げ、ケニアと日本を拠点に活動してきた。

山脇氏によると「象牙取引のために1979年から1987年の間にアフリカゾウは130万頭から62万頭に減った。その象牙の67パーセントは日本で消費された。その時から日本は世界最大の象牙消費国になった」という。

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2019年8月17日(土)12:18

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