邦銀に石炭火力の融資拒否求め2万人以上が署名

国際環境NGOの350.org Japan(東京・新宿)は、邦銀4行にベトナム石炭火力発電事業への融資をしないよう求めるオンライン署名に2万200人以上(10月31日現在)が賛同したことを明らかにした。今回のオンライン署名キャンペーンについて同NGOが10月30日に発表した内容は次の通り。
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ベトナム中部で計画中のブンアン2(Vung Ang 2)石炭火力発電事業に、日本のメガバンク3行(三菱UFJ、三井住友、みずほ)と三井住友信託銀行が融資検討を行なっていると言われており(注1)、バンコクで開幕する第35回ASEANサミットおよび関連会合の一環として、11月1日、「日本・メコンサミット」が開催されるのに合わせて、同事業の調印式が行われる可能性が取り沙汰されています。

同事業を含む新規の石炭火力発電所に融資を行わないように邦銀に求める緊急オンライン署名は2日半で1万人を超えました。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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