「eco検定アワード2019」、大和リースが大賞に

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東京商工会議所は11月22日、「eco検定アワード2019」表彰式を開催した。同アワードは積極的に環境活動に取り組むエコピープル(eco検定合格者)やエコユニットの活動を顕彰することで、具体的なアクションの活動指標にしてもらうことを目的にしている。エコユニット部門(法人)大賞は大和リース(大阪市)、エコピープル部門(個人)大賞は田原正康さん(ワイエイシイエレックス)が受賞した。

「eco検定アワード2019」エコユニット部門の受賞者ら

エコユニット部門大賞となった大和リースは、「2021年度までにeco検定取得率90%以上継続」という目標を掲げ、いつでも「社内イントラネット」からログイン可能な「eco検定e-ラーニング」などを実施している。社員数2393人のうち、合格者数は2130人に上る。

本業に関連した取り組みとしては、同社が開発・運営する商業施設で、地域社会・NPOと共に推進する地域交流の活動拠点「まちづくりスポット」を全国的に展開している。

同社技術本部環境推進部の池上勉部長は表彰式で「eco検定で得た知識を生かしながら、事業と一体化した環境活動を進めていきたい」と意気込みを語った。

「eco検定アワード2019」エコピープル部門の受賞者ら

エコピープル部門大賞となった田原さんは、自宅で省エネ機器や太陽光発電設備の活用で電気使用量を削減するほか、PHV車の導入、通勤に自転車および電車を利用するなど、化石燃料の削減に熱心に取り組む。

水洗トイレに雨水や風呂水、井戸水を使用したり、コンポストで生ごみを処理したりするなど、節水や廃棄物削減にも努めている。こうしたデータは環境家計簿に記録する。所属する会社でも環境責任者として、毎月の環境報告を作成し、社内に掲示しているという。

「eco検定アワード2019」受賞者一覧は次のとおり(※同賞内は五十音順)。

【エコユニット部門】
◆大 賞 
・大和リース株式会社(大阪府)

◆優秀賞 
・エスペック株式会社(大阪府)
eco検定取得率100%を目指し、すでに管理職取得率99.4%、正社員取得率77.5%を達成。福知山工場敷地で「生きものを調べる調査」を実施し、外来樹種を伐採するとともに地域由来の樹種の植樹祭を実施している。

・カネパッケージ株式会社(埼玉県)
2009年からフィリピンでマングローブの植林活動を行い、累計植林本数1100万本を達成。卵の殻を使ったバイオマスプラスチック「プラシェル」を開発し、箸やスプーン、トレーなどの商品化に成功した。

・国立大学法人岐阜大学(岐阜県)
2009年に「環境ユニバーシティ」を宣言。持続可能な教育・研究の場づくりのための「グリーンキャンパス構想」を掲げ、環境マネジメント向上に取り組む。教職員や学生も、内部環境監査に監査員として参加している。

ブランシェス株式会社(大阪府)
2010年からサンゴ礁再生活動を展開。売り上げの一部を寄付したり、社内有志メンバーらが植樹ボランティアに参加したりしている。環境省から国際サンゴ礁年(2018年)オフィシャルサポーターに任命され、PR普及活動にも貢献した。

◆奨励賞 
ブラザー販売株式会社(愛知県)
従業員の9割以上(91.4%)がeco検定取得。社用車のエコドライブの促進や業務効率化でガソリン使用量を削減。2018年のCO2排出量は15%削減(2014年比)を達成した。貸し出し用プリンターや複合機を整備し、累計1400台以上を市民団体に寄贈している。

【エコピープル部門】
◆大賞
田原 正康 氏(ワイエイシイエレックス株式会社)

◆優秀賞 
伊藤 哲郎 氏(三井住友建設株式会社)
三井住友建設のエコピープルとして、児童館と連携し「親子野鳥観察会」「親子セミの羽化の観察会」「カエル帰る活動」など、多彩なプログラムを展開。SDGsゴール17のパートナーシップが重要との考えのもと、未来のエコピープルの育成に取り組む。

上野山 友之 氏(和歌山県有田川町役場)
エコなまちづくりという枠組みでPR活動を行っていた経験を活かし、2018年度はエコをキーワードに活躍する人にスポットがあたる機会を創出。表彰やメディア取材のきっかけづくりを行い、エコな住民を広くプロモーションした。

大沼 晴彦 氏(特定非営利活動法人うつのみや環境行動フォーラム)
2013年から栃木県内再生可能エネルギー施設のバス見学会を毎年企画、運営している。2018年度は栃木県内の小学校で、「地球温暖化防止」「生物多様性」「3R」をテーマに講和、クイズ、エネルギー模型の体験学習などを行った。

下司 聖作 氏(株式会社ノーリツ)
環境バトルゲーム「がちかん」(奈良女子大学環境サークルNalab)制作にモニターとして参加。また、NPOウータン・森と生活を考える会の一員として、パーム(アブラヤシ)油を巡る森林破壊や人権侵害の問題について啓発活動を行う。

2019年11月22日(金)21:05

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