メディアをつなげるある約束

12月4日、東京・渋谷にある国連大学本部ビルの一角であるイベントが開かれた。東京の国連広報センターが主催し、ニューヨークの国連本部からも戦略広報部長が来日。そこへ11社の日本のメディアが招かれた。取材目的ではない。では、一体どんな集まりなのか。

実は、この場所に集ったメンバーは、“ある共通の目標”にむかって進んでいた。

国連本部セダ・プムピャンスカヤ戦略広報部長

それは、最近よく知られるようなったSDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)。

2030年までに解決をめざしている17の課題の総称で、報道機関は出席者として招かれ、来日中の国連グローバル・コミュニケーション局セダ・プムピャンスカヤ戦略広報部長のスピーチに耳を傾けたり、メディア各社のSDGsへの取り組みを共有したりした。

ここに参加したメディアに共通するのは、「SDGメディア・コンパクト」に署名(署名予定を含む)しているということ。「SDGメディア・コンパクト」とは、SDGsの推進に取り組むことを意思表示=約束する枠組みのことで、世界中で約80のメディアが署名。

イベント開催時点で日本は10社がサインしていて、これは一つの国としては世界最多だ。
※SDGメディア・コンパクトの加盟メディア一覧は下記ウェブページで確認できる。
https://www.un.org/sustainabledevelopment/sdg-media-compact-about/

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日本におけるSDGsメディア・コンパクト署名メディア (2019年12月4日時点)
日本テレビ、TBS、フジテレビ、BSフジ、NHKエンタープライズ、MBS、朝日新聞社、日刊工業新聞社、ハースト婦人画報社、HUFFPOST(順不同)
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