楽天が都内で「ソーシャルインパクトの祭典」

楽天は「課題先進企業」

小林CWOは「地方の人口が減る中で、倒産件数が減ったことが、一番役に立てていると感じた瞬間だった」と振り返る。

実際オンラインの力を借りて、息を吹き返したり、新しい力を得て事業を上向きに転向したりする企業が増えている。

2000年に楽天が5000店舗に達成した頃から、「楽天のおかげでビジネスをやり直せた」と話す事業主や、「楽天があったから、次世代へ家業を引き継げた」と聞く機会も増えた。

一方、「楽天は、スピード経営しているからこそ、他の企業に先駆けて課題にぶつかることが多い」とし、「これからは、株価や事業戦略よりも、社会に対する意義を我々は提示していくべきだ」と考え、大規模なIDOの開催に至った。

小林CWOは「インターネットの存在が企業と個人の距離をぐっと縮めたことで、『企業』の役割が大きく変わった。一社だけが抜きん出て素晴らしいのではなく、思いを皆で共有することが求められている」と分析する。

こうした観点は、今後楽天のようなBtoC事業に限らず、社会の中でのプレゼンスを高める企業に必要な視点であることを改めて感じさせられた。

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2019年12月25日(水)18:13

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