ワタミが11農場で有機認証取得、動物福祉にも配慮

2002年から有機農業に取り組んできたワタミグループは、全国11カ所の直営農場・直営牧場で有機JAS認証を取得している。アニマルウェルフェア(動物福祉)にも配慮し、直営牧場では平飼いで養鶏したり、乳牛を放牧したりしている。2021年3月には「ワタミオーガニックランド」を岩手県陸前高田市に開設予定だ。(オルタナ副編集長=吉田広子)

北海道の美幌峠牧場では、280ヘクタールの土地で乳牛280頭を放牧主体で飼育している

■鍋の野菜はオーガニック

なぜワタミはオーガニックやアニマルウェルフェアに取り組むのか。

ワタミファームの西岡亨祐社長は、「創業当初、『「生絞りレモンサワー」』が人気だったが、農薬や防腐剤が不着しているレモンを『よく洗うように』というマニュアルがあった。当時、無農薬のレモンは手に入りにくく、ワタミファームを立ち上げて有機農業に参入した」と経緯を話す。

ワタミグループの外食店舗における有機農産物・特別栽培農産物の割合は24.66%(2018年度)だ。

11月にはワタミファームや契約農家などで採れた有機野菜や卵、生乳などオーガニック原料を使用したメニューに独自の「ワタミオーガニックマーク」を付ける取り組みを開始。期間限定で「アンチョビオーガニックキャベツ」や、オーガニック牛乳と平飼い卵で作った「生プリン」などを提供した。

この時期に提供される鍋の白菜は主に倉渕農場で生産されたオーガニック白菜だという。ほかにも長ネギ、ミズナ、ダイコン、シュンギクなど10種の野菜の有機・特栽比率は100%に上る(2019年11月実績)。

■国産で初めて卵やアイスで有機認証

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2019年12月26日(木)16:22

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