三洋電機の充電型電池「エネループ」が、今月で発売5周年を迎えた。エネループは充電して繰り返し使えるニッケル水素電池。1500回使える従来品に加えて、6月には2000回使える低容量の「エネループ ライト」も発売した。使用後は社団法人JBRCが設置するリサイクルボックスに捨てれば、ニッケルがステンレス製品などに生まれ変わる。
エネループの商品群は、スマートフォンなどに使える小型の電源から、乗ったまま発電・充電ができる電動ハイブリッド自転車まで幅広い。太陽電池と組み合わせた充電器も2006年から販売中だ。これからの季節、カイロ、アンカ、ネックウォーマー、ウエストウォーマーなど、体を温める一連の商品も積極的に売り出す。(オルタナ編集部=瀬戸内千代)11月1日