五輪イヤーに「スポーツの社会的責任」を果たすには

新年早々に、世界バスケットボール界は偉大なリーダーとスーパースターを失い、悲しい幕開けのオリンピック・イヤーとなってしまいましたが、弊社も今年設立10周年を迎えますので、「スポーツの社会的責任」をより多くのチームに伝えらえるよう、このSSRコラム「責任ある熱狂~ Responsibly Fanatic~」も継続していきたいと思っております。

実は、「スポーツの社会的責任」という言葉を初めて聞いたのは、元NBAコミッショナーでNBAを世界的ビジネスに飛躍させた故デイビッド・スターン氏からでした。

ある国際会議で、これまでコーズマーケティングの一環として実施してきていた社会貢献活動を「儲かるからやるのではなく、スポーツに携わる事業者として、社会的責任を果たしていくべきである。」と力強く述べられ、深く感銘を受けたことを今でも覚えています。

当時はまだそのような発言をするスポーツ界のリーダーはあまりいなかったように記憶していますが、ここ数年、欧米では、「レスポンシブル」でないと許されない時代に突入し、従来の慈善活動やソーシャルイノベーションブームとは一線を画した、「社会的責任活動」がビジネスとしてのスポーツ事業者が “信頼を得る” ための手段として益々注目を集めています。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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