環境活動、寄付でもポイント獲得

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エコ・アクション・ポイントの新ロゴ

地上デジタル放送開始に伴い話題に上ることが多いエコポイント。対象商品は省エネ型の冷蔵庫、エアコン、テレビである。エコポイントとは別に、「エコ・アクション・ポイント」があるのはご存じだろうか。飲食料品、日用品など対象商品は幅広く、11月からは、環境保護団体の活動を支援することでポイントが獲得できるようになった。

一般消費者からの認知度が高いエコポイントに比べて、エコ・アクション・ポイント(EAP)を知らない人は多いだろう。

エコポイントとEAPは、どちらも地球温暖化防止対策の一環で、環境への負担を抑えることが目的である。ポイントをためて商品やサービスと交換するという仕組みも同じなので、混同されやすいが別の事業である。

エコポイントは、経済産業省、環境省、総務省の3省が共同で開始した事業で、景気対策の意味合いが強い。EAPは、環境省の独自の事業で、08年10月にモデル事業がスタートした。この2つに加えて、住宅を対象とした住宅エコポイントもある。これは、国土交通省、経産省、環境省による事業である。

エコポイントの対象商品は、統一省エネラベル4つ星相当以上の冷蔵庫、エアコン、地上デジタル放送対応テレビに限られる。それに対してEAPは、家電だけでなく車や食品、文房具、家具、衣料品など幅広い。

11月からは、自身が環境保護活動に参加したり、環境保護団体を支援したりすることで、ポイントを獲得できるようになった。

環境専門のコンサルティング会社リサイクルワン(東京・渋谷)とNPO法人チャリティ・プラットフォーム(東京・港)は、市民とNPOなどの環境保護活動を結びつけるポータルサイト「エコ・アクション・モール」を11月に開設した。

エコ・アクション・モールで紹介している植林や珊瑚の保護など、環境保護活動に参加することで、削減したCO2の量に応じたポイントを獲得することができる。実際に活動しなくても、エコ・アクション・モールに登録している環境保護団体に寄付をすることでポイントが獲得できるという。エコポイントと同様に、獲得したポイントは商品券などの様々な商品に交換できる。

また、製品やサービスだけではなく、原材料もEAP対象になった。第一弾はフルッタフルッタ(東京・千代田)が販売する「アグロフォレストリー」原料だ。アグロフォレストリーとは、ブラジルのアマゾンで、森林再生を図りながら自然の森に近い環境で栽培をする農法である。具体的な原料はアサイー、カカオ、アセロラなど10種類。これらの原料を使用すれば、EAP対象商品として申請が可能になる。メーカー側にとっても対象商品を拡大するきっかけになりそうだ。(オルタナ編集部 吉田広子)

2010年11月8日(月)17:54

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