資源リサイクルや自然エネルギーなどの事業を手掛けるアミタは11月9日、同社が管理する京丹後市エコエネルギーセンター(京都府)で発電した電力を利用したグリーン電力証書の販売を、同月から開始したと発表した。
京丹後エコエネルギーセンターは食品残渣を発酵させてバイオガスを生成し、電力や熱といったエネルギーを供給するほか、メタン発酵後の残りかすを肥料として再資源化する施設。アミタは昨年10月から同センターの指定管理者に任命されている。
今年1月に同センターがグリーンエネルギー認証センターから「グリーン電力発電設備」に認定されたことを受け、今回の証書発売が決まった。年間100~150万キロワット時分のグリーン証書発行が可能としている。(オルタナ編集部=斉藤円華)2010年11月9日