神奈川県と神奈川県タクシー協会、日産自動車でつくる「かながわEVタクシープロジェクト」は2月7日、日産自動車のEV「リーフ」を使ったタクシーの営業運転を開始した。参加するタクシー事業者は22社で、3月中にリーフを35台導入する。
EVタクシーは各社共通の青い塗装で、身障者割引が通常のタクシーの場合1割なのに対して2割に拡大される。また、EVタクシーを積極的に利用する「サポーター企業」には昭和シェル、ソニー、富士ゼロックスなど11社が名乗りを挙げている。
かながわEVタクシープロジェクトは昨年4月に推進協議会を立ち上げ、準備を進めてきた。EVタクシー1台の導入で年間6万キロを走行した場合、8トンのCO2を削減できるという。今後は100台規模にまで拡大し、CO2削減分のクレジット化も検討するとしている。(オルタナ編集部=斉藤円華)2011年2月8日