西武信用金庫(東京都中野区)は、3月25日に「西武環境保全活動助成金」の選考会と贈呈式を開催した。4回目となる今回は、東京近郊で活動する7つのNPOに計110万円が贈られた。
助成金は「eco.(エコ)定期預金」の利息の2割に、金庫側が同額を足したもの。預金者と金庫が出し合ってNPOに寄付する仕組みで、これまで28団体に合計515万円を贈った。今回から、東京都の「エコ金融プロジェクト」に参加し、環境貢献型の金融商品として都の支援を受けている。
第4回の助成先NPOは、フェアトレードを推進する「ハロハロプロダクツ」、国産材や竹を活用する「八王子住まいづくり市民塾」、自転車利用を呼び掛ける「くにたち・まちづくり自転車倶楽部」、海洋環境保全に貢献する「東京海難救助隊」、建築家が木の家をつくる「家づくりの会」、道路開発と環境保全を考える「どんぐりの会」、かつて産廃炉が集中していた地区の環境改善に取り組む「くぬぎグリーンネット」の7つ。(オルタナ編集部=瀬戸内千代)2011年3月30日