23歳の若者が被災学生の就活を支援

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企業の説明に熱心に耳を傾ける学生たち

東日本大震災で被災した就活生の活動を支援するプロジェクト「リクサポ」が6月11日に仙台で企業合同説明会を開催した。「インタースペース」や「ウィングル」などIT系企業を中心とした9社が出展し、86名の就活生が参加した。

このプロジェクトを立ち上げたのは、今年の春に学習院大学を卒業した春日博文さん(23)。
もともと企業のリクルーティング支援の活動を行っており、企業の人事担当者とのつながりがあった。これを生かして「被災した就活生に就職活動の機会を平等に提供したい」と、「リクサポ」を立ち上げた。

現在、リクサポのサイト(http://rikusapo.jp/)では、被災した就活生に対し「新卒一括採用ではなく、通年採用に切り替える」「Skypeを使った面接の導入」などの特別対応を行う企業の情報を掲載している。

初めての仙台での説明会に参加した学生からは
「東京就活を初めて考える機会になった」
「素晴らしい機会を与えてくれて本当に良かった。地震の影響で就活に対する意識が下がっていた中、今回を機に再スタートを切ります」
といった頼もしい声が聞かれた。

企業側も「良い学生は東京と変わらず東北にもいるはずでその学生の可能性の目をつぶしたくなかった」「東北学生に会社として平等な機会を提供したいと考えていた」という想いで参加していた。

春日さん自身も「学生や企業の方からも感謝の言葉をいただき、本当にやってよかった」と振り返った。
今後は東北地方の大学のキャリアセンターと連携し、継続的な支援を行っていくという。(オルタナS 猪鹿倉陽子)

2011年6月14日(火)19:21

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