三井住友銀、電力3割減の店舗設置へ

三井住友銀行は20日、電力使用量とCO2の排出を従来よりも30%削減した「エコ店舗」を関東と関西で各1店舗導入すると発表した。2011年度下期に既存店舗を改修する。同銀行の環境配慮と省エネの取り組みのモデルケースとする考えだ。

対象となるのは下高井戸支店(東京都世田谷区)と甲南支店(神戸市東灘区)で、壁面緑化や太陽光発電・風力発電、太陽光集光、高効率空調などを導入することで、標準的な店舗と比べて年間の電力使用量とCO2の排出量を3割削減することをめざす。

東日本大震災以降の金融機関の省エネの取り組みではこの他にも、金融機関として初めて「脱原発宣言」を行った城南信用金庫(本店・東京都品川区)が、節電や太陽光発電の導入などにより企業全体として電力消費の3割削減を掲げている。(オルタナ編集部=斉藤円華)2011年6月21日

三井住友銀行 ニュースリリース

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード:

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..