女子中高生はサラリーマンよりも疲れを感じている。全国の女子中高生と、30~50代の男性会社員のそれぞれ約400人を対象に、森永製菓が実施したインターネット調査で、そんな実態がわかった。女子中高生の84%が日常的に疲れ・ストレスを感じている一方で、サラリーマンは同80%だった。
その中で「とても疲れやストレスを感じている」と答えた女子中高生は26%。男性会社員の19%を上回った。「授業中に寝たことがある」という中高生は75%。女子中高生の22.6%が「常に眠い」、42%が「眠くなることが多い」と回答した。仕事中に寝たことがある会社員は43%だった。
女子中高生に疲労やストレスを感じる原因を複数、選んでもらったところ、61%が「同級生との人間関係」を選び、「勉強」(53%)、「家庭での人間関係」(34%)が続いた。一方で会社員は「上司との人間関係」「仕事」(各42%)が多かった。
同社のロングセラーのキャンディ「ハイチュウ」は、女子中高生を応援するというコンセプトで販売されている。そのため、疲れている人の代表格であるサラリーマンと疲労感を比較した。(オルタナ編集部=石井孝明)