京セラは11月1日、国内向け住宅用太陽電池モジュールの新製品「エコノルーツ アドバンス」の発売を開始した。複雑な屋根形状にも対応するのが特徴で、同社では「限られた屋根空間を有効に活用できる」としている。
同社の太陽電池モジュールの従来品は長方形のみだったが、新製品では横幅を短くした長方形に加えて新たに台形タイプを追加することで、複雑な屋根の形状にも無駄なスペースを残すことなく設置することを可能にしたという。
同社試算では、同じ形状の屋根に設置した場合、従来品よりも発電容量が約15%向上。また、太陽電池セルの発電効率も従来品の16.5%から17%に上昇している。税別価格はモジュール1枚で42000円から82500円。(オルタナ編集部=斉藤円華)2011年11月1日