大森の空き店舗に「石巻マルシェ」オープン——棚づくりワークショップ参加者募集

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木製のパレットを「石巻マルシェ」の棚に改造中

東京都・大森のウィロード山王商店街にある空き店舗を活用して、石巻の水産加工品などを販売する「石巻マルシェ」が11月26日(土)、週末限定でオープンする。それに伴い、陳列用の棚などを制作するワークショップが19〜27日まで行われる。

「石巻マルシェ」を運営するのは、被災地での継続的な雇用を重視する有志団体「石巻復興プロジェクト」だ。その代表で鮮魚店を営む津田祐樹氏は、震災以前から生産地と都市をつなぐ必要性を感じていたという。

山王商店街もまた、空き店舗の問題を抱えていた。夏の「石巻復興フェア」企画など被災地支援イベントが縁で、今回の「石巻マルシェ」オープンとなった。東京の市場にむけたアンテナショップの役割を担うとともに、被災地の現状を伝えるコミュニケーションの場となることを目指す。一時的な支援を受ける場ではなく、消費者と直接つながることで、水産業など第一次産業の将来的な可能性を探っていく姿勢だ。

店舗づくりも新しいコミュニケーションの場となるため広く参加者を募っている。運搬などに使われる木製パレットを加工して、店の陳列棚を手作りするワークショップだ。被災したパレットも再利用し、ヤスリや塗装をつかって甦らせる。

制作指導は建築設計事務所オンデザインパートナーズ。「ワークショップに参加した経験が継続的なつながりを生むと思います。石巻出身で東京に住んでいる人にも参加して欲しい」と同事務所代表の西田司氏は語る。

参加費3千円の中には、材料費と2千円分の石巻マルシェ商品券が含まれる。作業は簡単で、だれでも参加できるという。

マルシェの試みは、半年間を目処として行われる。週末だけでなく平日の開店や将来的に継続運営していくための課題もある。棚づくりをきっかけに、石巻の特産物や新しい産業の可能性を生み、都市部での消費を支えるコミュニティが成熟することに期待したい。(オルタナ編集部=有岡三恵)

石巻復興プロジェクトHP
問い合わせ先 ワークショップ(担当:海野)まで
mail:info@ondesign.co.jp

2011年11月18日(金)11:08

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