福井県民の約7割「再稼働に不安」――グリーンピース調べ

大飯原発(Wikimedia Commons.)

環境NGOのグリーンピース・ジャパンは19日、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の運転再稼働について福井県民を対象に世論調査を行ったところ、約7割が「再稼働に不安を感じている」と答えたと発表した。

調査によれば、現時点で同原発の再稼働に不安を感じている人の合計は68.1%で、安心していると答えた人の合計の21.1%を3倍以上上回った。また、原発事故を想定した県の防災対策について不安と答えた人の合計は76.6%に達したほか、ストレステストの評価をめぐっては「現段階での政治判断は性急過ぎ、東電原発事故の解明とストレステスト二次評価の結果を待つべき」と答えた人が33.1%に上った。

世論調査は16日から19日までインターネットを通じて行われ、517人が回答した。(オルタナ編集部=斉藤円華)2012年3月19日

グリーンピース・ジャパン プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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