国内最大メガソーラー実現で合意――京セラ他3社、鹿児島に建設

鹿児島市内に建設予定のメガソーラーの完成予想写真(京セラ提供)

京セラ、IHI、みずほコーポレート銀行の3社は10日、鹿児島県鹿児島市内に国内最大規模となる出力7万キロワット級のメガソーラー(大規模太陽光発電施設)を建設することで基本合意に達したと発表した。7月にも着工の見通し。

太陽電池モジュールは全て京セラ製を使用し、IHIが鹿児島市内に保有する約127万平米(東京ドーム27個分)の敷地に建設する予定。KDDIや九電工、鹿児島銀行など数社が出資し、投資総額は約250億円。みずほコーポレート銀行は今回の事業に関する投資枠組みを統括する。

同事業は7月に施行される自然エネルギー全量の固定価格買取制度をにらんでおり、6月にも特別目的会社を設立し、具体化を加速させる。ただし完成時期は「現時点では未定」(京セラ広報室)としている。(オルタナ編集部=斉藤円華)2012年4月11日

京セラ ニュースリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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