米国アカデミー賞公認で日本発の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」は8月1日、15回目となる2013年度の開催に向け作品募集を開始する。SSFF & ASIAは、俳優の別所哲也氏が社長を務めるパシフィックボイス(東京・渋谷)が運営している。
対象部門は、環境問題をテーマとした「地球を救え!部門」のほか、日本人監督作品を上映する「ジャパン部門」(米国アカデミー賞短編部門ノミネート選考対象部門)、「ミュージックShort部門」、「CGアニメーション部門 supported by デジタルハリウッド」の4部門だ。
当映画祭のインターナショナル部門、アジア インターナショナル部門、ジャパン部門からなるオフィシャルコンペティションから選ばれるグランプリ作品は、2013年度、米国アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象となる。若き映像クリエイターを応援する当映画祭では、日本人監督応援プロジェクトとして海外映画祭への出品代行などを行っている。応募締め切りは、2012年12月20日まで。応募に関する詳細はホームページで。
日本初のショートフィルム専門の映画館「ブリリア ショートショート シアター」(横浜市)では、「SSFF & ASIA 2012」の受賞作品を現在上映している。環境保護論者の男性が、周囲の理解をなかなか得られない様子を描く、カナダ人監督によるダーク・コメディ「ザ・エンバイロメンタリスト」も7月末まで上映中だ。(オルタナ編集部=吉田広子)