リコー「世界の環境負荷ゼロ成長企業」に

リコーは22日、世界的なコンサルティング会社のデロイト社(オランダ)に「環境に優しく、包括的な経済活動に前向きに取り組んでいる世界有数の企業」として認められたと発表した。デロイト社が世界65社を対象に行った「Zero Impact Growth Monitor 2012」調査で、上位6社の1つに選ばれたもの。他の5社はプーマ、ナイキ、ネスレ、ユニリーバ、ブラジルの化粧品メーカーのナチュラ。

リコーの「環境経営」紹介HP

調査では各社の持続的な環境対策を検証。リコーなど6社のみが、測定可能で意欲的な中長期目標を2020年以降に設定しているとして、「事業が持続可能な『エコシステムレベル』に達している企業」などと評価した。

リコーは「大量消費、大量廃棄社会からの脱却」と「持続可能なビジネスモデルの創出」を目的とする「環境経営」を掲げる。09年にはグループ全体でのCO2排出量を20年に00年比で30%、50年には同87.5%削減するという「中長期環境負荷削減目標」を設定している。(オルタナ編集部=斉藤円華)2012年8月22日

リコー ニュースリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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