電動車いすは、ハンドルで操作する「電動カート型」、ジョイスティックなどで操作し重度の障がい者でも使用できる「普通型」、手動車いすに電動装置を後付けする「簡易型」の3タイプに大別される。電動アシスト車いすはその内の「簡易型」に分類され、同社の簡易型電動車いすの出荷量は1996年から2012年までの間に6倍以上に増えている。
JWX-2を開発した同社JW事業部の鈴木智行氏は「簡易型は電動カート型や普通型よりも取り回しが楽で、使用者の外出意欲にも対応できる。現時点では簡易型の需要は障がい者が中心だが、今後は高齢者の需要も増えていくのではないか」と話す。税込価格は34万3350円からで、国内での年間販売予定台数は300台。同ユニットは18日から20日まで東京ビッグサイトで開かれる「国際福祉機器展」で展示される。
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