
20年前の地球サミットで「伝説のスピーチ」をしたセヴァン・カリス=スズキさんが、結婚・出産や日本の震災を経て、11日に6年ぶりの来日を果たした。バレンタインシーズンに、「Love is the Movement.(愛こそがムーブメント)」を掲げ、全国7都市を巡る。(オルタナ編集委員=瀬戸内千代)
この「セヴァン・スズキのLove is the Movement!ツアー2014」を発案したナマケモノ倶楽部は、1992年にセヴァンのスピーチを翻訳して日本に紹介した市民団体である。
当時12歳だったセヴァンさんは、環境破壊をやめない大人に怒り、「子どもを愛しているなら行動で示して」と世界のリーダーたちに訴えかけた。2児の母親になった今も、カナダで環境活動を続けている。
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