記事のポイント
- 夏至に合わせて「100万人のキャンドルナイト」が各地で展開される
- 地球環境や世界情勢について考えるきっかけをつくることが目的だ
- 増上寺のイベントでは、近隣の東京タワーもライトダウンに協力する
夏至に合わせて電気を消し、ろうそくの灯りで過ごす「100万人のキャンドルナイト」が各地で展開される。地球環境への意識を高めることが目的だ。オイシックス・ラ・大地は6月20日、増上寺(東京・港)でイベントを開催し、近隣の東京タワーもライトダウンに協力する。(オルタナ輪番編集長=吉田広子)

100万人のキャンドルナイトは、「でんきを消して、スローな夜を」を合言葉に、大地を守る会が呼びかけて2003年にスタートした。夏至と冬至の夜8時から10時の2時間、電気を消してキャンドルを灯し、地球環境や食、世界情勢などについて考える時間を持つことを提唱している。
6月20日には、オイシックス・ラ・大地が増上寺で「100万人のキャンドルナイト」のイベントを開く。境内には1690個のキャンドルを灯す。周囲の照明も近隣の東京タワーも消灯し、幻想的な空間を演出する。
会場のキャンドルナイトマルシェでは、大地を守る会の販売ブースやキッチンカーなど11店舗が出展する。キャンドルワークショップに加え、困窮するひとり親世帯への食支援につながる「フードドライブ」(食品回収)も行う。