記事のポイント
- 国連はAIの国際ガバナンスを強化する協力枠組みの設置を決定した
- 背景には、AIを巡るさまざまなリスクへの懸念がある
- 第1回会合は26年7月にスイスで開催される予定だ
■オルタナ83号(2025年12月発売号)特集「サステナメガトレンド2026」から転載
国連は25年8月、AIの国際ガバナンスを強化するため、新たな協力枠組みの設置を決定した。「AIに関する独立国際科学パネル」と、「AIガバナンスに関する国際対話」の二本柱で構成する。第1回会合は26年7月にスイスで開催される予定だ。(オルタナ輪番編集長・吉田広子)
背景には、プライバシー侵害や差別、監視、偽情報、経済格差の拡大、セキュリティなど、AIを巡るさまざまなリスクへの懸念がある。

