――そこからどのようにアフリカにつながっていくのでしょうか?
小さな頃に何度も不思議な夢を見ました。それは焚き火を囲み手を上下に振りながらアフリカ人と踊っている夢です。「一度行ってみたらどう?」と友人の声をきっかけに導かれるようにベナンに到着した瞬間「ここで何かを成し遂げたい」と強く感じ、自分の事業のイメージを具体化するため、社会起業大学に入学しました。

――入学してみてどうでしたか?
社会起業大学には、ただ成功するためだけではなく、自分と向き合い心から湧き上がってくるビジネスプランを作り上げるプロセスと、なんでも話せる温かいコミュニティがありました。誰かの為に、社会の為に、と情熱を持って入学した仲間達は、深い部分まで語り合い、分かり合うことができ自分にとって居場所でした。
