森林守る「FSC」、中高生のアイデアで普及図る

「FSCアワード2020」の受賞者ら

金賞には「森林破壊をSTOP」と題し「絵本でFSCマークを広め動植物と共生できる未来」を提案した、新渡戸文化中学校の5人組が受賞した。

銀賞は、カードゲームでFSCマークに親しむアイデアを出した山口県の高校生が受賞。トランプをヒントにしたSDGs(持続可能な開発目標)マークが図柄のカードを作り、「七ならべ」ならぬ「SDGsならべ」や、じじ抜き、神経衰弱などで遊ぶうちに、自然とSDGsに親しめる仕組みとなっている。

銅賞は東京都の中学生が提案した「楽しんでFSC認証を知ろう」で、これはFCSマークを使って様々な工作やイラストを作る自由度の高いものだ。

なお金賞チームの5人は「FSCジュニア・アンバサダー」に任命され、今年1年間FSCマークの普及に向けて、FSCジャパンと共に活動を行う。楽しみながら森林問題テーマを普及する若い力に期待だ。

「FSCアワード2020」の受賞者は次の通り。

●金賞
・作品タイトル:森林破壊をSTOP
・受賞校名:新渡戸文化中学校/Nitobeアイビーズ
・受賞者名:髙橋ほのみさん、大澤結穂さん、伊藤奈子さん、上野紫埜さん、小林葉月さん

●銀賞
・作品タイトル:私にも 森林保全 できるんだ ~カードゲームでFSCマークに親しもう~
・受賞校名:山口県立萩高等学校
・受賞者名:松岡灯子さん

●銅賞
・作品タイトル:楽しんでFSC認証を知ろう
・受賞校名:東京都立武蔵高等学校附属中学校
・受賞者名:竹田陽さん

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