国際NGOグリーンピース・ジャパンは11月16日、セミナー「IT企業が自然エネルギーに切り替える理由」をトラストシティカンファレンス(東京・千代田)で開催する。
IT・テレコム・クラウドコンピューティングサービスを支えるデータセンターの電力消費が世界中で急増するなか、シリコンバレーでは、データセンターの電源選択に関心が生まれ、GoogleやAppleなどがすでに自然エネルギーへの切り替えを始めている。省エネ対策のみでは「グリーン企業」と呼ばれるには、もはや不十分との認識が浸透しつつある。
「熱帯雨林からの紙製品を使わないこと」が企業の方に当然の社会的責任と認識されているように、今後「企業が使う発電方法」についても、新たなCSR分野として広がっていくのではないか、今回のセミナーでは、そうした動きの先端事例を紹介する。
講師は実際に企業と交渉を続けているグリーンピースのギャリー・クック氏と、経営コンサルのデロイト トーマツコンサルティングの國分俊史氏が登壇する。
とき:11月16日(金) 午後1時30分~4時30分(開場1時15分)
ところ:千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館3階
トラストシティカンファレンス・丸の内 Room2(東京駅徒歩1分)
講師:
ギャリー・クック(グリーンピース・インターナショナル)
國分俊史氏(デロイト トーマツ コンサルティング)
プログラム:
● シリコンバレーで始まっているクラウドコンピューティングと自然エネルギーの未来 (ギャリー・クック講演)
● 日本企業に必要なルール形成戦略の視点――グローバル化で重要性が高まる企業の政策提言力とルール形成力 (國分氏講演)
● パネルディスカッション
主催:
グリーンピース・ジャパン