異業種社員チームによる、北海道・美瑛町の「地域課題解決プロジェクト」

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異業種社員チームによる、北海道・美瑛町の
「地域課題解決プロジェクト」を開始
各社の事業活用は問わず、実現できる解決策を美瑛町に提案

アサヒビール株式会社、株式会社インテリジェンス、株式会社電通北海道、日本郵便株式会社、ヤフー株式会社(以下Yahoo! JAPAN)の5社は、20代後半から40代前半の社員を選抜し、異業種チームを複数つくり、各チームで、北海道上川郡美瑛町が抱える課題の発見から実施可能な解決策の提案までを美瑛町に行う地域課題解決プロジェクトを5月9日から開始します。

■背景:
Yahoo! JAPANは、美瑛町の廃校となった小学校を活用し、教育研修やワークショップなどを行うための施設開設を2015年春を目標に進めている中で、美瑛町の現状を目の当たりにしました。

「課題解決エンジン」という企業理念のもと、Yahoo! JAPANは2012年7月から宮城県石巻市に「ヤフー石巻復興ベース」を開設し、社員が常駐して、現地の方々と一緒に東北地方の震災復興に取り組んできました。その経験から、地方が直面する難しい課題を解決するには、多様な価値観、経験を持つ人材の掛け合わせが重要だと考え、この度、賛同を得られた異業種4社とプロジェクトの開始に至りました。

プロジェクトでは、異業種チームが美瑛町を訪問し、「医療」「農業」「教育」「商業」「観光」などに携わる町民の方々の声を直接聞き、各チームで解決できる課題とその答えを導き出します。10月に行う町長への提案内容が採用されることを通じて、美瑛の課題解決を目指します。

企業は、少子高齢化の進展、グローバル化への対応や企業間の競争激化により、人材育成に注力しています。今回、東京大学・中原淳准教授が人材育成の立場から、企画・監修・ファシリテーターとして参加します。異業種の多様な人材と一緒に難しい課題に取り組み、社員の更なる成長を促すことで、5社は、「社会課題の解決」と「人材育成」の両立に取り組んでいきます。

■概要:
・目的:美瑛町の課題発見と提案する解決策の採用
※解決策の実施への協力は、採用された後に美瑛町と調整
・対象:各社で正社員として働く20代後半~40代前半の社員
・チーム数:5~6チーム
※各社社員4~5名(異業種混成)、美瑛町職員または町民1名、各社人事担当
者1名の5名程度で1チームを構成。
・期間:2014年5月9日~10月26日(予定)
・場所:東京、美瑛町
・内容:本プロジェクト参加企業役員・外部講師による講義、フィールドワー
クを通じた課題発見と解決策の提案

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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