ラッシュ、LGBT支援で豊島区など7自治体と企業との連携目指す

このエントリーをはてなブックマークに追加
署名提出のようす。16日時点で集計されていた3592筆が要望書とともに届けられた

署名提出のようす。16日時点で集計されていた3592筆が要望書とともに届けられた

英国発エシカルコスメのラッシュは2月16日、東京都豊島区のLGBT支援策に対して「応援」という形で3592筆の署名を提出した。先進的な自治体をロールモデルとして紹介し、支援の輪が広がることを狙う。当日は元豊島区議会議員の石川大我氏も同席し、同性カップルの区営住宅入居などを求めた要望書も提出した。(オルタナ編集部=佐藤理来)

豊島区では、「としま男女共同参画推進プラン」に性的少数者の理解促進を盛り込んだり、LGBTへの理解を促す講演会を開催したりするなど、LGBTへの理解がある自治体として知られている。

ラッシュは今年、LGBT支援の一環として、バレンタインの時期に合わせ、「WE BELIEVE IN LOVE キャンペーンLGBT支援宣言」を実施。全国140店舗の店頭でメッセージボードを掲げたり、Twitter上で呼びかけたりするなど、消費者を巻き込んだ活動を意識している。

署名サイト「チェンジ・ドット・オーグ」で、性的少数者に対して先進的な取り組みをする自治体への「応援」の声を集めた。集まった3592筆は、豊島区のほか、性的少数者に対して支援を行っている6つの自治体に届ける予定だ。

ラッシュ チャリティ・キャンペーンマネージャーの高橋麻帆さんは「去年キャンペーンを行った際は、当事者からのコメントが多かったのですが、継続の成果があったのか今回は当事者ではない人の割合が増えました」と話す。

賛同者からは「地方ではこうしたイベントが少ないため機会があって嬉しい」というコメントもあった。高橋さんは「都市に限らず、こうした声があることを吸い上げられたのは、全国展開する企業の強み」とも言う。

要望書を提出した石川大我氏は豊島区の元区議会議員で、在職中は豊島区のLGBT支援に尽力した。国政に挑むため一度は区議を離れたが、4月の区議選挙には出馬すると表明している。

署名を受け取った豊島区総務部長の永田謙介さんは「石川氏が来るまで(性的少数者の存在について)実態を掴めていなかった。今回も、行政に届いていない声を集めてくれたのはありがたい。いろいろな動きを受け止め、状況を見ながら引き続き検討していきたい」と話す。

2015年2月19日(木)19:27

alternaショップ
ページの先頭に戻る↑