国の有形文化財「辻本家住宅」、まちづくりの目玉に

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家屋の復元工事を手掛けた匠工房(滋賀県米原市)の島田廣巳さんによると、辻本家には、大阪の河内地方に見られる民家の特徴が残っているという。「馬小屋の『マヤ』、竈(かま)の煙が外へ流れるのを防ぐ『煙返しの梁(はり)』など、この地方独特の建築様式をうかがい知ることのできる貴重な住まいだ」としている。

上層農家だけに許された御輿寄。草履を脱がずに御輿から座敷に上がれるようになっている

旧家のたたずまいを残す辻本家住宅。2012年から1年かけて、家屋の一部を往時の姿に戻す復元工事を行った

辻本家は、現在もその一部を住居として使っている。今回の文化財登録は、17代当主の辻本賢徳さんが、自ら市に申し出たのがきっかけ。「この地域には、歴史的なものを受け継ぐ精神が昔から根付いている。辻本家住宅が街の魅力づくりにつながれば」と話す。

同市教育委員会文化財グループの佐々木拓哉さんは、「住宅地のイメージが強い大東市だが、実は歴史的な街並みが残っている。その魅力を知ってもらい、住みたくなるような価値ある街づくりにつなげたい」としている。<PR>

◆大東市ホームページ
http://www.city.daito.lg.jp/

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2015年11月2日(月)14:23

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