世界自然保護基金とホテル業界、食品廃棄物削減に着手

Image Credit: Landmark London

食料生産は、人間の活動の中でもっとも環境負荷が高いといわれている。また、その生産物を消費するホテルなどの飲食業界では、大量の食品廃棄物が出る。世界自然保護基金(WWF)はこのほど、アメリカ・ホテル&宿泊協会(AHLA)などと共同で、新プロジェクトを立ち上げた。環境保護と「食の安全保障」を目的とした食品廃棄物削減が注目を集めている。=編集・翻訳:笈川一(おいかわ・はじめ)

食品廃棄物を減らすこのプロジェクトに企業が投資すれば、14:1の投資収益率(ROI)が期待できるようになり、政府や企業、ひいては個人からも食品廃棄物の削減は注目を集めている。

現在、アメリカ国民は、40%もの食料を浪費しており、特に廃棄の度合いが大きいホテル業界の改革が急務となっている。
世界自然保護基金(WWF)はこのたび、アメリカ・ホテル&宿泊協会(AHLA)とロックフェラー財団の支援を受け、試験的に新プロジェクトを立ち上げた。大量の食品廃棄物が出てしまうホテル業界を改革する一連のプログラムを作り出そうというのだ。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #CSR

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