[Sustainablebrands.comから転載]
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は19日、「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」を発表した。GPIFの国内株式運用を受託する16機関が選び、オムロンや味の素などを高く評価した。オムロンを評価するポイントとしては「事業ごとに財務目標とサステナビリティ目標を併記し、 SDGsとの相関も説明」などをあげた。(辻陽一郎)
統合報告書は、売上高・利益などの財務情報と環境活動・社会活動などの非財務情報をまとめたもの。GPIFが2015年に、国連責任投資原則(PRI)に署名して以降、統合報告書を発行する企業も増えてきている。