NEXCO東日本、「高福連携」でSDGsに貢献PR

■地域との連携が社員のやる気にも

鶴岡管理事務所の社員らは毎月、「無事カエル」用の折り紙を届け、完成品を受け取るため、「かたぐるま」を訪れており、同施設利用者たちとはすっかり顔なじみだ。一つひとつ手作業で折られた「無事カエル」は月に1,000個作られ、同PAに並ぶ。

NEXCO東日本の竹川郁子CSR推進課長は、「『社会の中の会社』を意識したいと思っている。地域の人たちと関係性を築くのも大事な仕事の一つ」として、パートナーシップの重要性を説く。さらに「今まで現場レベルで行っていた活動が、SDGsという上位概念に結びつくことで、現場社員のやる気、モチベーションアップにもつながる。例えば、長らく行ってきた『無事カエル』は、目標3の『交通安全』に、『高福連携』は、目標10の『人や国の不平等をなくそう』に位置づけられる」と続けた。

色とりどりになった花壇を囲む施設利用者とNEXCO東日本社員ら

「CSRやSDGsの取り組みを始めたいけれど何をやっていいか分からない」という声をよく聞く。現場の社員が動きたくても、上層部の理解が得られない。経営戦略に据えたけれども、現場がついてこない。そんな悩みを抱える企業も少なくないはずだ。

NEXCO東日本は、現場での取り組みがあり、それに横串を通す形で「高福連携」ができ上がり、2019年3月には同社グループの中期経営計画にSDGsという枠組みが盛り込まれた。

いわば理念と実践がようやく揃った今、同社のこれからの活動がどのように展開していくのか、益々目が離せない。

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2019年7月5日(金)14:02

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