タンスで眠る衣服を回収・販売し、衣料ゴミを削減

■オルタナ本誌59号「世界のソーシャル・ビジネス 北米編 米国」から

ブランド衣料などの中古オンラインショップ、スレッドアップ(本社・米サンフランシスコ)が、JCペニーなど有名百貨店やブランドなどとのパートナーシップを積極的に進めている。すでに5年間で7千万点に上る衣料リユースの実績を上げたが、今後はさらに商品の仕入れを強化し、衣料ゴミの削減を目指す。(クローディアー真理)

J.C.ペニー内に設けられたスレッドアップのコーナー

ゴミとして廃棄される衣類の量は世界全体で年1300万トンにも上る。スレッドアップは「服を購入する際にはまずセカンドハンドのものを買うことを考慮してほしい」と、消費者にファッションのあり方の再考を呼びかける。

米国では女性所有の衣類の60-70%がタンスに眠っているといわれる。同社はそれらを回収し、再販する。使われていない衣類を再流通させるのが狙いだ。

*この続きは雑誌「オルタナ」59号(第一特集「動物福祉(アニマルウェルフェア)のリスクと機会」、12月17日発売)に掲載しています。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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