「オルタナ式英単語術」(18) [boon][bill][due]

オルタナ式英単語術 (相島淑美)
神戸学院大学経営学部准教授

あけましておめでとうございます。

本年も、見出しで重要な役割を果たす短い単語をピックアップして、旬な話題と共にご紹介していきますね。お付き合いのほど、よろしく願いいたします。

早速、まずはお正月らしい?記事から。

1)  boon

「賜物・恩恵」を意味します。

Start of new year a business boon for fitness clubs
正月はフィットネスクラブが大盛況 (1月1日)

今年は痩せるぞ!並々ならぬ決意を固めた人たちがこぞってフィットネスクラブに入会する、とは古今東西を問わず……でしょうか。

Climate program could be boon for border states
マサチューセッツ州の気候温暖化対策プログラムは境界州にも有益 (12月11日)

一方、boondoggleとなると、「多大な労力・時間・金をつぎこむ意味のない仕事」という意味になります。

The Great American Food Aid is a Giant Boondoggle
米国の食料支援は壮大なる無駄遣い  (12月10日)

2)  bill

billは「法案、請求書、手形、紙幣、起訴状」など様々な意味があります。まずは「法案」から。

Mass. bill allowing straws by request only advances
飲食店のプラスティック製ストロー提供規制法案 マサチューセッツ州 (1月1日)

次にあげる文では「請求書」の意味で用いられています。

In the 2020s, our climate-change bill will come due
2020年は気候温暖化対策待ったなし (12月27日)

この文のdueは「~する予定である、~することになっている」。

come dueで「返済期限がくる」「手形が満期となる」となります。

平たく言えば、「つけの支払い日が来る」。責任を放棄してずるずる期限まで来てしまうと大変な結果が起こる、という含みもあります。

ページ: 1 2

オルタナ式英単語術 (相島淑美)
神戸学院大学経営学部准教授
日本経済新聞記者、清泉女子大学英文学科教員を経て現職。翻訳家。鈴木淑美名義でJFK伝記など20数冊の訳書がある。 博士(先端マネジメント、関西学院大学)、MBA(関西学院大学)、修士(文学、慶應義塾大学)。文化・文学の視点から日本のマーケティング、SDGs、エシカル消費について研究している。

2020年1月8日(水)9:00

ご購読のお申し込み

alternaショップ
ページの先頭に戻る↑