英発・自然化粧品、美と健康と環境と

ロミーはもともとヒッピー、自由人だったと思います。イギリスの文化は音楽、芸術すべて、個を大切にしますから、人と違っていることをするのがいいと考えています。クリエイティブは集団から生まれないと思っているし、人と違うことをやってこそ、それが自分自身の証であると考えるカルチャーです。日本とは非常に違いますよね。イギリスにはそれを受け入れる土壌がある。新しいことをやる人に対して周囲の理解がある国です。

色鮮やかなブルーボトルは紫外線を防ぎ、繊細なアロマやハーブの素材を、保存料を使わずに提供することを可能にした。使用済みブルーボトルは全国で自主回収して、店頭でディスプレイに使われたり、リサイクルして様々な形に生まれ変わる

――イギリスって、ファッションや音楽をみてもすごく時代の先を行ってます。全然コンサバじゃないですよね。

梶原さん:イギリスには10年住みましたが、実はすごく革新的ですよ。一見コンサバティブに見えますが、違いますね。日本とはライフスタイルが全く違います。日本人に便利さを聞くと、駅の近くにコンビニがあったり、電車が時刻通りに来たりすることだと答えます。この便利さが豊かさに関係すると考えています。でも、イギリス人は、不都合のなかで、工夫する生活が豊かさだと思っています。私自身、イギリスの生活に自分をアジャストするのに初めは苦労しました。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #リサイクル#脱炭素

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