皆さんは「グッドガバナンス認証」という仕組みを聞いたことがありますか? 同認証制度は2016年に設立された一般財団法人「非営利組織評価センター」(略称JCNE、片山正夫理事長)が実施する非営利組織評価の仕組みです。(オルタナ編集長・森 摂)
JCNEの詳細は⇒ https://jcne.or.jp/
企業と同様、非営利組織においても「ガバナンス」(組織統治)が組織の将来性や安定性を大きく左右します。
新型コロナウイルス禍で、さまざまな社会課題が顕在化しているなか、寄付をしたい・受けたいニーズは今まで以上に高まっています。
そして、ガバナンスがしっかり出来ている組織であれば、安心して寄付ができると言っても過言ではありません。
JCNEが実施しているのは次の「評価・認証」です。
(1)ベーシックガバナンスチェック(旧:ベーシック評価)
セルフチェック回答と第三者による書面評価で、23項目について基準を満たしているか否かを判断します。
(2)グッドガバナンス認証
書面評価と訪問評価で27項目について総合的に判断し、「グッドガバナンス認証委員会」が認証を決定します。
グッドガバナンス認証は「学びと創造」「市民参加と連携・協働」「社会的責任と信頼」「自立と自律」の4領域にわたります。
2020年4月現在、「ベーシックガバナンスチェック」の公開は134団体、「グッドガバナンス認証」は次の19団体です。
皆さんの「寄付先選びの基準」にしていただけたら幸いです。
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