機関投資家ブラックロック、D&Iランキングで1位

世界最大の機関投資家ブラックロック(ニューヨーク州)が、ダイバーシティ&インクルージョン・インデックス(D&I指数)の2020年「世界で最も多様性と受容性を備えた企業100社」の1位になった。この調査は米リフィニティブ社(ニューヨーク州)によるもの。日本企業ではソニー(13位)、資生堂(36位)、野村ホールディングス(84位)の3社が選ばれた。(武田和代)

米リフィニティブ社のロゴ

米リフィニティブ社は、約190カ国で4万社を超える企業・機関に金融情報やリスク管理等のサービスを提供している。

ダイバーシティはもともと、生物的・文化的多様性を意味する言葉だが、企業の人材活用や組織開発の文脈では、性別、価値観、ライフスタイル、障害などに関わらず多様な人材を受け入れることを意味する。1990年代ごろから米国を中心に様々なバックグラウンドや指向の人が力を発揮できる制度・環境の整備が進められている。

一方、インクルージョンは、「受容性」「包摂性」という意味に加え、社会的な一体性や多様性を受け入れて一つになるという意味合いも含む。

つまり、ダイバーシティ&インクルージョンとは、組織の中で多様性を高めるだけでなく、そこに属する人が個人として尊重されながら、構成員の一人としてその違いを活かし、力を発揮できる環境を整備するという考え方で、世界的企業では近年、ダイバーシティからさらに取組みが包括的に進化している。

リフィニティブ社のD&I指数は、世界の時価総額の80%超を占める約1万社を対象に、約450件の「環境・社会・ガバナンス(ESG)」のデータ項目の相対的パフォーマンスを測定。マネージメント層や役員におけるジェンダーや文化の多様性、関連の取組みや目標値を評価した。

2位はブラジルのナチュラ、3位はアクセンチュア

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2020年10月12日(月)10:58

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