遊びを通じて被災児童の心のケアを

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輪投げで遊ぶ被災した石巻市の小学生 (形山昌由撮影)

東日本大震災で被災した子供たちに、遊びの場を提供しようとの試みが始まった。震災後に生活環境が変わったり、学校が避難所に使われているなどの理由から、遊び相手を求めている子供たちは多い。地域NPOが動き出し、9日に官民連携で設立された「プロジェクト結(ゆい)」もこうした動きに参加している。

NPO石巻こども避難所クラブ(柴田滋紀代表)は、ボランティアと一緒に石巻市の避難所など9カ所を定期的に回る。画家の柴田さんは子供に絵を教えていたが、震災で家が流され教室が開けなくなったことから、生徒とその友達を集めて遊ぶ取り組みをはじめた。

ネットワークが広がり、避難所や小学校めぐりが日課になった。男女10数人の子供たちを相手に、校庭や室内でボール遊び、ビーズ遊び、輪投げなどを行う。20代の地元ボランティアを中心に、県外からの学生ボランティアも参加する。

こうした動きに、子供たちの心のケアを狙いに放課後の遊びの場づくりを進めるプロジェクト結(長尾彰代表)も賛同し、子供避難所クラブの活動を支援することになった。

柴田さんは、「子供たちの遊びの場が失われている。活動を継続するための仕組みづくりをこれから進めたい」と話している。(形山昌由)

石巻子供避難所クラブ http://kodomohinanjoclub.cocolog-nifty.com/blog/

プロジェクト結 設立プレスリリース http://project-yui.org/wp-content/uploads/2011/05/Press_201105091.pdf

2011年5月14日(土)19:11

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