■雑誌オルタナ81号:オルタナティブの風(35)
最近、英会話は全然できないにもかかわらず、英語のコミュニケーションは、かなりのレベルでできるという「英語新人類」が出現している。その理由は、英語でのメール連絡などは、AI翻訳技術が助けてくれるからである。実際、ChatGPTなどに日本語で文章を打ち込むと、瞬時に、こなれた英語の文章が出てくる。英語新人類は、こうしたAI技術を使って、英語コミュニケーションをしているのである。
筆者は、こうしたコミュニケーションの技法を「E C S A I T」(English Communication Supported by AI Technology:エクサイト)と呼んでいるが、この技法は、これから英語コミュニケーションに「3つの大きな変化」をもたらすだろう。
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