左脳型人間と右脳型人間(田坂広志)

■オルタナティブの風(30)

雑誌などの特集で、しばしば、「左脳型人間は、論理思考に優れている」「右脳型人間は、直観判断に優れている」といった言葉を目にする。

しかし、こうした「二項対立的」な才能観は、あまり正しくない。

なぜなら、人間は、その才能を適切に開花させていくならば、論理思考も、直観判断も、いずれの力も同時に磨いていくことができるからである。

有料会員限定コンテンツ

こちらのコンテンツをご覧いただくには

有料会員登録が必要です。

田坂 広志

田坂 広志

21世紀アカデメイア学長、多摩大学大学院名誉教授、田坂塾塾長。81年、東京大学大学院修了。工学博士。87年、米国パテル記念研究所研究員。90年、日本総合研究所の設立に参画。取締役を務める。00年、多摩大学大学院教授に就任。同年シンクタンク・ソフィアバンクを設立。08年、世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Agenda Councilメンバーに就任。11年東日本大震災に伴い内閣官房参与を務める。13年、全国から8300名の経営者やリーダーが集まり「7つの知性」を学ぶ場、「田坂塾」を開塾。著書は100冊余。

執筆記事一覧
キーワード:

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..