Jリーグが国際イニシアティブに、気候変動対策も世界水準に

記事のポイント


  1. Jリーグはこのほど、国際的なスポーツ・イニシアティブへの参画を決定した
  2. Jリーグのクラブチームは「クリーンエネルギー」や「廃棄物管理」など12項目で評価
  3. イニシアティブに参画するのは世界で4リーグ目、アジアでは初となる

Jリーグはこのほど、英国に本部を置く国際的なスポーツ・イニシアティブ「Sport Positive League
(SPL)」への参画を決定した。英プレミアリーグなど欧州の4つのプロサッカーリーグが参画しており、Jリーグはアジアで初となる。(CSR48・大井美歩)

SPL は 「クリーンエネルギー」「廃棄物管理」「教育」「持続可能な調達」など12 項目でJ リーグに参画するクラブの気候アクションを評価し、取り組み状況や方向性を可視化する。また、日本財団の支援を受けて「サステナビリティ事業活動助成金制度」も新設。総額2 億4000 万円を拠出し、1 クラブあたり最大400 万円を助成する。2026 年以降はランキングに応じた傾斜配分を予定している。

取り組みを通じてスポーツの力による気候変動対策のさらなる推進が期待される。

「CSR48」は、企業のCSR担当者を中心に「CSRに関心のある女子たち」が集まったグループ。「CSRをもっと身近に」をミッションに、勉強会やイベントを実施する。⽬指すのはサステナブルな社会と、女性のエンパワーメントによって、利害や⽴場を超えて、より良い社会に向けたアクションをおこすこと。メンバーの所属は、商社、メーカー、ゼネコン、NPO法人などさまざま。 雑誌オルタナの連載の他、イベント登壇や4月はじまりのSDGsカレンダー発売など多彩に活動を広げる。オフィシャルブログ 執筆記事一覧

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キーワード: #気候変動

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