静かなる革命「フォーミュラE」、カーボンニュートラル認証も

記事のポイント


  1. 5月に電気自動車レース「フォーミュラE」が東京で開催された
  2. TokyoEプリでは再エネミックスで運営され、出張の抑制やバイオ燃料利用で環境対策を実践
  3. カーボンニュートラル認証も取得、技術革新と環境配慮を両立

5月、FIA主催の電気自動車レース「フォーミュラE(Eプリ)」シーズン11第9戦が東京で開催された。(CSR48・石森 昌子)

レースを通じて技術革新と環境配慮を両立
レースを通じて技術革新と環境配慮を両立

Eプリは、カーボンフットプリントを測定し、SBTiが承認した30年までの削減目標を設定。TokyoEプリは、主に持続可能なHVO燃料(加水分解植物油)を含む再生可能エネルギーミックスによって運営され、スタッフ出張の抑制や貨物輸送のバイオ燃料利用、来場者の公共交通機関利用の推奨などの環境対策を実践。その結果、シーズン9にはPAS2060準拠のカーボンニュートラル認証を取得した。

レースを通じた技術革新と運営全体の環境配慮を両立するEプリ。持続可能な人類の進歩を加速させるため、モータースポーツの先頭を走っている。

「CSR48」は、企業のCSR担当者を中心に「CSRに関心のある女子たち」が集まったグループ。「CSRをもっと身近に」をミッションに、勉強会やイベントを実施する。⽬指すのはサステナブルな社会と、女性のエンパワーメントによって、利害や⽴場を超えて、より良い社会に向けたアクションをおこすこと。メンバーの所属は、商社、メーカー、ゼネコン、NPO法人などさまざま。 雑誌オルタナの連載の他、イベント登壇や4月はじまりのSDGsカレンダー発売など多彩に活動を広げる。オフィシャルブログ 執筆記事一覧

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キーワード: #気候変動

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