記事のポイント
- 香港の投資ファンド・オアシスは投資先の花王の株主向けに公開書簡を公表した
- 公開書簡では、花王のサプライチェーン上の課題を問題提起した
- 花王の取締役会は「調査すべき事項はない」と声明を公表していた
香港の投資ファンド・オアシスは2026年4月2日、投資先の花王の株主向けに公開書簡を公表した。公開書簡では、花王のサプライチェーン上の課題を問題提起し、第三者調査の実施を求めた。花王の取締役会は「調査すべき事項はない」と声明を公表していた。(オルタナ輪番編集長=池田真隆)
投資ファンドのオアシス・マネジメント・カンパニーは4月2日、花王の株主に向けた公開書簡を公表し、同社のガバナンス体制とサプライチェーン管理に重大な懸念があると訴えた。書簡は、4月30日に予定される臨時株主総会を前に、独立した第三者調査の実施を求める内容となっている。
オアシスは花王株の12.5%超を保有する大株主であり、自らを長期投資家と位置付ける。その上で、花王が持つブランド力と成長可能性を評価しつつも、「サプライチェーンの実態とガバナンスの不備が企業価値を脅かしている」と指摘した。
■花王取締役「重大な問題は確認されなかった」
■RSPO認証比率は同業他社に比べ著しく低い
■オアシス「花王を攻撃するためではなく、守るため」

