中高生に気候変動の問題を伝える19歳の環境活動家

活動を始めて1ヶ月、すでに30校3,000人以上の小学生から高校生に伝えてきた。「同世代が伝えるからこそインパクトがあり、直接心に届くということを実感しています。」と語る露木さんの思いは、生徒だけでなく、先生たちの心も動かしている。

「学校での講演を始めるにあたり、SNSで協力してくださる先生を募りました。すると、私の想いに共感して下さった先生方から多くの連絡をいただき、すでに50以上の学校での講演が決まっています。活動当初は、日本は変わらないんじゃないか?と不安でしたが、素敵な先生方との出会いを通して、私の中に希望と、日本は絶対に変わっていけるという確信が生まれました」

露木さんが講演をする様子

露木さんの活動はまだ始まったばかりだが、日本の中高生600万人のうち3.5%にあたるおよそ21万人に伝えることを目標に活動していきたいと言う。なぜ3.5%なのか。

「20世紀に起きた多くの市民活動を調査した結果、非暴力的なムーブメントは賛同する人がその集団の3.5パーセントに達したとき、成功するケースが極めて高いという研究結果があります。私もこの活動を一過性ではなく、きちんとしたムーブメントにしていきたいと考えています」

大学を休学し、自分の大切な時間を地球のため、これからを生きる子どもたちのために使うと決めた19歳の環境活動家の覚悟に、私たちはどう応えていくべきか。

「この気候変動の問題には、解決策があるんです。消費者である私たちの選択を変えることです。」そう教えてくれた彼女に、地球に、未来を生きる子どもたちに、私は応えていくと決めた。

mihara

三原 菜央(スマイルバトン)

株式会社スマイルバトン 代表取締役/iU客員教員 1984年岐阜県出身。大学卒業後、8年間専門学校・大学の教員をしながら学校広報に携わる。その後ベンチャー企業を経て、株式会社リクルートライフスタイルにて広報PRや企画職に従事。「先生と子ども、両者の人生を豊かにする」ことをミッションに掲げる『先生の学校』を、2016年9月に立ち上げる。2020年3月にボーダレス・ジャパンに参画し、株式会社スマイルバトンを創業。著書に「自分らしく働く パラレルキャリアのつくり方(秀和システム)」がある。執筆記事一覧

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キーワード: #Z世代

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